【レポート】宮川周平さん:良い意味で都合のいい人でいよう! 1年半の居候生活で考えた場とコミュニティでの在り方 【NPO・JBAオンラインでお話し会003】

2021年7月27日(火)、オンラインお話し会第3回、長野在住の宮川周平さんよりお話しいただきました。

 

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理事長のちよ子は、一階が雑貨屋さんとバルとカフェ、2階ホステル、3階ワーキングスペースのある【秩父表参道Lab.】さんより、3階のスカイラウンジから参加しました!

スカイラウンジさん、ありがとうございました!

 

以下、宮川さんからのレポートです。

 

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長野市在住。1994年生まれ(あいみょんさんと同学年)のフリーランス。

WEBライターと塾のスタッフ、NPO団体で活動するパラレルワーカーです。

「愛をわかちあう瞬間を増やしたい」という想いから、sharing love クリエイターという肩書きを自称しています。

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そもそもこのJBAに参画したのは、代表のちよ子さんからのお誘いがきっかけ。2017年ごろに長野市のコミュニティスペース「tsunagno」で知りあったのが最初です。

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25歳以下の人なら誰でも無料で利用できる「tsunagno」

高校生や大学生、フリーランスの方が利用したり、イベントが開催されたりしていました。

私は信州大学大学院を休学していて、tsunagnoに居候していたんです。一方ちよ子さんは、コワーキングスペース巡りのなかでtsunagnoにたどり着いたそうで...。

そんなこんなでちよ子さんと出会い、「コミュニティスペースにいた経験談」や「若者から見た空間活用などを率直にシェアしてほしい」とのことでJBAに参画しています。

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前置きはこのくらいにしておいて、イベントタイトルにある良い意味で“都合のいい人”についてなんですが、一言でいうと...

「場のつくり手と、一利用者の中間にいる、お互いさまが成り立つ人!!」

 

「・・・???」という感じかもしれないので図で説明します。

場には「柔軟性がない場」と「柔軟性がある場」があると思っています。

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柔軟性がない場

「場を提供すること」と「利用させてもらう」以外に関係性が生まれにくい場を、私は「柔軟性がない場」と呼んでいます。

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柔軟性がある場

一方で、「場を提供すること」と「利用させてもらう」以外にも関係性が生まれやすい場を、私は「柔軟性がある場」と呼んでいます。

 

そこには利用する側からは「関わりたい」「手伝いたい」という想いが、提供する側からは「関わってもらいたい」「手伝ってほしい」といった想いが生まれると考えています。そんなことをするのが良い意味で“都合のいい人”だなと思うのです。

実際私はtsunagnoで掲示板の提案をしたり、イベントの手伝いをしたりしていたので、スタッフだと勘違いする人もいました(笑)

 

私が“都合のいい人”になった・なれたのには理由があります。それは...

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私が休学した理由の1つは、進路に迷っていたから。そんな私にとって、tsunagnoは居場所だったのです。だから私は、自主的にこの場所をもっと良くしたいと思うようになりましたし、それを許容してくれる空気感があったことで私は“都合のいい人”になっていきました。

そのうち、tsunagnoのスタッフや他の常連の子たちとやわらかいつながりができ、いつしかコミュニティができていました。

 

その後私はゲストハウスPiseでバイトを始めます。

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ゲストハウスPise

昼間は閉めていたPise。そこで、昼の営業を任され、いきなり場のデザインをしてほしいと言うのです!!

どうしよう??と思っていましたが、まずは来てもらうきっかけづくりとしてイベントを呼び込むことにしました。最初に開催してもらったのが、英語を気軽に話せるイベント「いーたいむ」です。

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「いーたいむ」の様子

そのほか、謎解きや飲み会、まち歩きフォトイベントなどを呼び込んだものの、新しい人が継続して来てくれるようにはならず、人を呼び込む難しさを痛感しました。

そこで路線変更し、友人・知人を連れてきて、そういう自分が大好きな人たちが居心地がいい場所になるようにアテンドしよう!と決めて実行したところ、頻繁に来てくれるようになりました!

 

このとき私は、あくまで場のつくり手ではありましたが、同時に「都合のいい人」も兼任していたんじゃないかな?と今になって思います。

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そして今後、私は私なりの場づくりをしていこうと思っています。そこに必要な要素は大きく2つ。

①想いを許容しあう愛が存在すること

②コミュニティは自然発生にまかせること

 

そんな場をつくるため、現在、対話・ライティング・心理学・NVC・カウンセリング・ヨガ・瞑想・キャリア教育...などさまざまな分野を勉強中です。

 

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理事長のちよ子より:

宮川さん、ありがとうございました!

もう〜、最後の動画で、皆さん心がほっこり、涙がホロリ…でしたよ!!

名言もたくさん出ました!自分が関わるコミュニティや施設や場所、お店が、そんなふうに思ってもらえるなんて、とっても嬉しいし「やってきて良かったな」と感動すると思いますね。関係者さんに聴いてもらいたかったー!

 

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でもこの時聴いた皆が、宮川さんのお気持ちや活動、思いをしかとご一緒できたのでね、とても和やかで暖かい時間を、ありがとうございました。

初参加の若い女性が「宮川さんみたいな人がいたら、自分も行ったと思う」という言葉がね、物語っているわけです。

都合の良い人って言葉だけ聞くと「なになに?!」だけど…。

sharing love クリエイター、宮川さんのご活躍、楽しみです!

宮川さんは12月にもGoTo未来プロジェクトでお話しいただく予定です。

長野のどんな空き家なのでしょう?!

こちらもお楽しみに!

 

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▶お話しした人
宮川 周平(みやがわ しゅうへい)/ sharing loveクリエイター
フリーランス(執筆、編集、事務、教育、国際協力、移住etc...)

大学院生時代に進路・人生に迷った挙げ句、1年半休学。長野市内のコミュニティスペースに居候しながら、コリビングの運営や、「五感の幅を広げる」をコンセプトにしたクイズイベント『Quizの日』を開催。

“sharing loveクリエイター”として、愛をわかちあう瞬間を増やすため、対話・ライティング・心理学・NVC・カウンセリング・ヨガ・瞑想・場づくり・キャリア教育・いかしあうつながり...などさまざまな分野を勉強中。

 

★宮川 周平 Website

shuhei-miyagawa.localinfo.jp