2021年12月21日(火)、オンラインお話し会第7回、長野在住の宮川周平さんよりお話しいただきました。
以下、宮川さんからのレポートです。
sharing love 探究者の宮川周平です。“愛をわかちあう瞬間を増やしたい”をモットーに執筆・メディア運営(準備中)・キャリア教育・海外ボランティアなどやっています。今回は「CFFで学んだコミュニティ運営に生かしたいコミュニケーションの方法」というテーマでお送りします。
テーマに行く前に、“sharing love” = “愛をわかちあう” について説明します。私がいま思う“愛をわかちあう” というのは、自分が持つ愛(例えば、他者を大切に想うあたたかい想い、傾聴や思いやり、優しさなど)を、他者と言葉を通じて共有し、肯定的な想いが心に芽生えること、というふうに考えていて、どうしたらそんな瞬間を増やせるのか、どんなことがsharing loveなのかを探究していきたいと思い、“sharing love 探究者” と名乗っています。
今回のテーマにある「CFF」は、海外ボランティアを行っているNPO法人。未来に繋がる基盤をつくることを目指し、世界の厳しい立場におかれた「子どもたちの支援」と、未来の社会を担う「青少年の育成」を目的とした活動を、マレーシア・フィリピン・ミャンマーの3カ国で行っている団体です。
具体的には、ワークキャンプやスタディツアー、日本国内でもオンラインイベントなどを開催しています。私は2回キャンプに参加経験があり、また国内活動にも約3年間関わっています。
いよいよ本題です。CFFにおけるコミュニケーションの特徴は「シェア」「日常の連絡」「ミーティング」という3つの場合であらわれます。
「シェア」というのは、場にいるメンバーが1つのテーマについてそれぞれの想いを話すことです。そんな「シェア」のときには次のような言葉遣いになります。
まず、シェアしてくれること自体が素敵なことだと伝えます。そして、丁寧にシェアしてほしい想いを伝え、話してくれたら拍手をしながら感謝を伝えます。
続いて、国内活動などでメンバーと連絡を取り合う場合です。
今の自分の状況を細かく伝え、相手の想いに寄り添った表現を使います。コミュニティ運営だけでなく仕事におけるコミュニケーションにも使えそうだなと思います。
続いて、ミーティングの場合です。国内活動などでプロジェクトを進めるときを想像してみてください。
これは、日常の連絡とシェアの特徴をミックスしたような表現です。プロジェクトとなるとタスクを進めることに頭が傾いてしまうことが多くなりますが、一緒に創りあげるメンバーなので、想いの一致や認識の統一などを丁寧に行う必要がありますね。
最後に、私がすでに生かしていること、今後生かしたいことがこちらです。
所属するキャリア教育団体では、心に余裕があるときはCFFの伝え方をするようにしています。一方ライターの仕事では、タスクを進めるを優先している私がいます。また、友人との間では、CFFの雰囲気を知らない人にはCFFのコミュニケーションを伝えることが難しいと感じることがあります。
できる時とできない時がありますが、私の中心にはCFFのコミュニケーションがあるので、これからも大切にしていきたいです。
理事長ちよ子より:
もともと長野のコワーキングスペーで出会った宮川さんが、数年後、複数のコミュニティで活動をされていることに、とても感心しました。
どんな活動をされているのかな?とよくわからなかったので、今回のスライドショーで、とてもよくわかり安心したと同時に、今後のご活躍が、とても楽しみになってきました。
NPO・JBAでは、理事の一員として、今後も、ご協力、一緒に活動できたらと思ってます。同時に、宮川さんから刺激や学びをいただき、NPOとしても前進できるのではないかと思っています。
宮川さん、ありがとうございました!
【正会員さんの感想】
宮川さんがCFFのコミュニケーションについてお話してくださいました。
ボランティア活動で、相手の状況を尊重しながら、きちんと進めていくというのがとても難しいんだと思います。
それを実現できる、お互いを気遣う基本が入っている素敵なルールですね✨
宮川さん、お話ありがとうございました💕
【追記】
お話しいただいたNPO法人CFFの各URL
公式HP:
2020寄付プロジェクト特設サイト:
NPO法人CFF 2020寄付プロジェクト | それいけ! CFF「子どもの家」を守り隊 〜2020寄付プロジェクト!〜
25周年記念プロジェクト特設サイト:
http://cff25th-anniversary.com/
Twitter:
Facebook:
https://www.facebook.com/CFF.CaringfortheFutureFundation
Instagram(CFFジャパン):
https://www.instagram.com/cffjapan/
Instagram(事務局):